■INTERVIEW

 

石野卓球 × SAM

石野卓球7月16日に横浜アリーナで開催される日本最大の屋内レイヴ "WIRE 05"を主催する石野卓球さんが登場!

Technoシーンに関する話から今年の"WIRE 05"の見所、自身のDJ活動について等々、どっぷりと石野卓球ワールドに浸っていただきます!

SAM (以下 S):お久しぶりです。

石野卓球 (以下 T):ご無沙汰してますね。昔、TVのリハーサルスタジオで顔合わせましたよね。

S:ホント久しぶりなんですが、最近はスチャダラパーとなんかやってますよね。

T:彼らもデビューが同時期だったので、昔からの知り合いだったんですよ。久しぶりに会ったら話も弾んで、「今はCD業界も不況だから、お互い力を合わせて出来ないかな」というところから始まったんです。それで先日、アルバムをリリースしました。ニューアルバム「電気グルーヴとかスチャダラパー」発売中

S:共同作業は初めてですか?

T:スタジオに一緒に入ったのは初めてですね。

S:違和感ないというか、すごく自然な感じですよね。

T:元々、ものの見方の視点が近かったんで、交じりやすかったですね。

S:ジャケットからそういう匂いが漂ってきますね(笑)。

T:ビデオのロケで日光・鬼怒川のウェスタン村という所に行ったんですよ。そのついでにウェスタンの衣装を着て写真を撮ってくれる所があって、旅の記念に撮った写真がそのままジャケットになっちゃったんですよね(笑)。

S:撮影用じゃなくて、記念写真ですね(笑)。

T:同じ格好・同じシチュエーションで撮ろうと思えば、誰でも撮れる(笑)。このジャケットで売れるのか?っていう(笑)。ジャケ買いはねぇだろ!みたいな。。

S:(笑)。普段、音楽以外の趣味は何かあるんですか?

T:これといった趣味はないんですけど、旅が多いので休みになるとほとんど家にいるんですよね。家にいて何をするかというと、何年か前に飲み屋で亀をもらったんですよ。何軒目かに行った店の前で店員さんがバケツを囲んでいて、覗き込んだら亀がいるんですね。「お客さんいります?」って言われて、酔った勢いで「もらうよ、もらうよ!」って(笑)。30cmくらいあるんですけど、ビニール袋に入れてタクシーで持って帰ったんですよね。それが2002年だったんですけど、それからずっと飼っていて今ベランダで放し飼いしているんです。だから、休みの日は亀の水を換えたりエサをやったりしてます(笑)。石野卓球

S:亀って、けっこう自由に生きるんですね。

T:亀はペットとして全然可愛くないんですよ。あと、秋から春にかけて冬眠するから、飼っているというよりも「そこにある」という感じですよ(笑)。

S:(笑)亀は長生きするんですよね。

T:調べてもらったら、すでに20年くらい生きているらしいんですよ。

S:休みの日は亀の世話ですか(笑)。

T:そういった派手な生活をしています(笑)。

S:そろそろ"WIRE"の開催日が近づいてきましたが、準備は順調ですか?

T:もう来週なので、後は海外のDJがちゃんと当日に来てくれることを願うばかりですね(笑)。

S:今までにもそういうドタキャンみたいなことはあったんですか?

T:1人だけありまして、1週間くらい前になって「パスポートがなくなっちゃったから来れない」とか。けっこういい加減なんですよね。だから、当日まで気を抜けないですね。

S:出演するDJのブッキングは卓球さんがするんですか?

T:そうですね。もちろん事務的な作業はスタッフがやるんですけど、海外に行っていろんなフェスティバルなどに出た時に良さ気な人たちをチェックしたりします。後は友だちの紹介だったりすることもありますね。

S:今回は夕方4時から朝6時までの14時間やるということですけど、その時間でラインナップは何人くらいなんですか?

T:アクトはDJとライブで30人弱くらいですね。去年は2日間だったんですよ。だからもっと多くて、二度と2日はやりたくない!と言うほど大変だったんです。

S:この"WIRE"を始めるきっかけは、どういう発想から来ているんですか?

T:99年が最初なんですけど、その3年くらい前からドイツの大きなレイヴでプレイすることが多かったんですね。その当時から日本でもTechnoシーンは盛り上がっていたんですけど、まだ屋内で数万人単位を集客するレイヴがなかったんですよ。ヨーロッパと比べてもTechnoの認知度は遜色ないのに、海外のような大きなパーティーがないのはおかしいなと思って始めたんです。

S:Technoファンはきっと一番多いですよね。Hip Hopにも負けないくらいすごいと思いますよ。屋内にこだわるのは、そのドイツのレイヴが基本になっているんですか?

T:そうですね。野外のパーティーは当時から日本でもいっぱいあったんですよね。それよりも屋内で照明やレーザーといった作り込めるものをやりたかったんです。石野卓球

S:海外はいろんなところへ行ってますよね。

T:ヨーロッパはギリシャ以外は大体行きましたね。でも、一つの大陸なのでまとめて回っちゃったりするので、そんなに大変ではないですね。だから滞在時間が12時間以下という国もありますからね。

S:今年の"WIRE 05"のラインナップを簡単に教えていただけますか?

T:毎年出てくれるレギュラー的なDJでは、WestBamDJ Hellももちろん出るんですけど、今年はマンチェスターの808 Stateという90年代前半くらいにすごく活躍していた人たちが数年ぶりにライブをやるので、その辺がスペシャルゲスト的な感じですね。後はサンパウロのDJ、Renato Cohenといった今回初参加の人も多いので注目してもらいたいです。とはいえ、"WIRE"全体で楽しんでもらえれば良いと思うので、是非遊びに来てください。

S:卓球さんももちろんプレイするということですけど、先日は札幌で11時間のロングセットをプレイしたそうですね。

T:さすがにヘトヘトでしたね。東京とかでは盆と正月にロングセットをやっているんですけどね。

S:11時間も何かをやり続けるというのは、僕らには考えられないですね。

T:トイレが一番問題ですけど、ロングセットやる時には必ず持っていく小用と大用のレコードがあるんですよ(笑)。

S:(笑)そりゃそうですよね。

T:それを言っちゃうと、トイレ行くのがばれちゃうから言わないですけど(笑)。

S:"WIRE 05"に出演する日本勢も興味深いですね。

T:この番組にも登場したことがあるRYUKYUDISKODJ TASAKAKAGAMI等々ですね。TOBYさんとかFUMIYA TANAKAとか、ほとんど皆さん常連なので期待に応えてくれると思います。

S:ホントに楽しみですね。実はボク、まだ"WIRE"未体験なんですけど、そんな"WIRE"に行ったことがない人に、ずばり"WIRE"を楽しむ極意を教えてください。

T:長い時間やっていますので、好きな時間に来て、途中で変えるも良し最後までいるも良し。間口は広いし敷居も低いので、是非とも遊びに来てください。

S:最後に日本のTechnoファンに向け、一言メッセージをお願いします。

T:皆さん、他人に迷惑をかけない程度にお好きなようにやって下さい(笑)。


石野卓球×SAMSAMが感じた石野卓球
「日本Techno界の第一人者と言われている人なのに、思っていた通りすごく砕けた雰囲気ですね。海外でもいろんなパーティーを見て、良いところは軽い気持ちで日本にも取り込んでしまう、ストレートな行動力がある方だと思いました。」

official website
WIRE 05 official website


- Posted by STAFF : 2005年07月09日 22:00 -

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